複数の疾患を予防する混合ワクチンには、ワクチン部門の製品群の強みの1つです。混合ワクチンは、ワクチン接種スケジュールを単純化し、注射の回数と健康関連コストを減らすという利点があります。  
20世紀初頭以降、多数の革新的発見がワクチンにもたらされています。

画期的な出来事:ワクチン部門(*)の主要製品が最初にライセンスを取得した年度

(*)または、現在の法的状況において当該製品のライセンス取得を先に行った企業 
1966年以降については、販売許可が最初に承認された年度を示しています。

1907年 [1] 血清製造
1922年 [2] 最初の破傷風ワクチン
1939年 経皮ルートを新たな投与経路とするMérieux社製ツベルクリンの初めての使用
1946年 百日咳抗血清
1953年 黄熱ワクチン
1955年 [3] Salkによる最初の(不活化)ポリオワクチン(注射剤)
1960年 Lépineによる(不活化)ポリオワクチン(注射剤)
1962年 Sabinによる最初の(弱毒化)ポリオワクチン(経口剤)
1963年 ツベルクリン管針
1968年 麻疹ワクチン インフルエンザワクチン
1970年 風疹ワクチン(ヒト二倍体細胞由来)
1974年 最初のA群髄膜炎菌ワクチン
1975年 最初のA群+C群髄膜炎菌ワクチン
1975年 ジフテリア、破傷風、百日咳およびポリオに対するワクチン(注射剤)
1977年 最初の狂犬病ワクチン(ヒト二倍体細胞由来)
1981年 最初のけっしょう由来B型肝炎ワクチン
1982年 最初のSalkによるポリオワクチン注射剤(Vero細胞で培養)
1985年 [4] 最初の狂犬病ワクチン(Vero細胞で培養)
1986年 MMR(麻疹・流行性耳下腺炎・風疹)ワクチン
1987年 B型肝炎ワクチン(遺伝子工学的手法による)
最初のヘモフィルス・インフルエンザ菌b型結合型ワクチン
1988年 Sabinによる最初の経口ポリオワクチン(Vero細胞で培養)
最初の腸チフスワクチン(多糖体)
1992年 [5] 成人用ジフテリア・破傷風・百日咳無細胞混合ワクチン
1993年 ジフテリア、破傷風、百日咳(全菌体)およびヘモフィルス・インフルエンザ菌b型に対するワクチン
最初のジフテリア、破傷風、百日咳(全菌体)、ポリオおよびヘモフィルス・インフルエンザ菌b型5価ワクチン(1994年にガリエン賞受賞)
1996年 [6] A型肝炎ワクチン
1997年 無細胞百日咳ワクチンを用いた最初の5価ワクチン
1998年 ジフテリア、破傷風、百日咳(無細胞)およびポリオワクチン
1999年 破傷風、ジフテリアおよびポリオに対する成人用ブースター
2004年 [7] 髄膜炎菌性疾患に対する最初の4価結合型ワクチン
2005年 髄膜炎菌性髄膜炎(A+C+W+Y)に対する結合型多糖ワクチン
単価経口ポリオワクチン(1型)
2007年 H5N1パンデミックインフルエンザワクチン(パンデミックの可能性に備えたもの)
2008年 天然痘ワクチン(生物テロの可能性に備えたもの)
インフルエンザに対する最初のマイクロニードルワクチン
2009年 A(H1N1)単価インフルエンザワクチン

[1] Institut Biologique Mérieux
[2] Institut Mérieux
[3] Institut Mérieuxが1989年に買収したConnaught Laboratoriesによる
[4] Institut MérieuxとInstitut Pasteur Productionが1973年に合併。Pasteur Vaccinsの設立
[5] 1990年に設立されたPasteur Mérieux Sérums & Vaccinsによる
[6] Pasteur Mérieux Connaught
[7] 1999年のRhône-PoulencとHoechst Life Sciencesの事業合併後に単独企業Aventisを設立するために改称されたPasteur Mérieux Connaughtの新名称Aventis Pasteurによる

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