ソーシャルインパクト戦略の3つの枠組み
世界は急速に変化しています。環境の悪化は人々の健康に影響を及ぼします。また、ヘルスケアへのアクセスが不足し十分な医療サービスを受けられないといった、医療の不平等も未だ解決されていません。私たちは、社会にさらなるインパクトをもたらしより健康な未来を創造するために、検討を重ね、大胆で持続可能なアプローチを採用しました。
Global Health Unit(GHU)
独自の非営利モデルを通じて、現地団体とのパートナーシップや研修、投資を通じて、質の高いサノフィの医薬品へのアクセス向上と医療システムの強化を進めています。
必須医薬品30品目を低所得国40ヵ国に提供し200万人に貢献しました。
企業の社会的責任 (CSR)
私たちは人々と地球が直面する課題に取り組んでいます。私たちは、研究開発から製造、営業活動に至るバリューチェーンを網羅する4つの軸から構成される戦略をグローバルレベルで策定しました。日本においても、その4つの軸をもとに、社会課題の解決に向けて、積極的に活動を進めています。私たちは持続可能なインパクトをもたらすことを目標とし、社員一人ひとりがそれぞれの役割をもって活動しています。
Foundation S (サノフィ・コレクティブ財団)
サノフィの慈善団体であるFoundation Sは、脆弱なコミュニティを支え、健康格差や健康危機に対処する力を備えるための支援をしています。サノフィは、提言のみを行うのではなく、提言し、実行する、"think and do-tank" アプローチを行います。パートナーシップや専門知識を活用し、大胆なアクションをとり、コミュニティベースのソリューションを生み出し、次世代のためにより健康な未来を創造します。
より広範囲のインパクトを目指して
2045年
温室効果ガス排出の実質ゼロ達成の目標年度を5年早め、2045年に設定しました。
4700万
FoundationSによる1日あたりの医薬品提供数
非感染性疾患の患者185,000人
2022年は28ヵ国において非感染性疾患の185,000人の患者さんへ治療を支援しました。
医薬品アクセスの向上
私たちは、私たちが最も大きなインパクトをもたらすことのできる地域において、環境改善に取り組んでいます。十分なサービスが受けられていない人々が質の高い医薬品やワクチン、医療に持続的にアクセスできるよう、活動を促進しています。
脆弱なコミュニティに向けたイノベーション
ポリオや睡眠病の根絶に向けた活動や、小児がんと戦う専門家のネットワーク支援などを通して、私たちは科学がもたらす奇跡を追求しています。
環境の持続可能性とレジリエンス
気候変動のインパクトは大きく、速やかな行動が必要です。私たちは、二酸化炭素排出量を削減し、私たちの活動や製品が環境に与える影響を最小限に抑えることで企業としての責任を果たすとともに、気候問題に対する医療システムのレジリエンスを強化する方法を模索しています。
職場内外のダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン(DE&I)
インクルーシブな職場を実現し、その波を社外にも広げ、グローバルのみならず、日本の社会課題に対するアプローチも深めています。
最新ニュース
私たちは、人々の分断をもたらす目に見える障壁と目に見えない障壁をなくすために取り組んでいます。
私たちは、患者さんと公衆衛生のためにできることは、まだあります
SwipeRXは、グローバルヘルスユニットのインパクトファンドの最初の投資先です。