人生は、浮き沈みやチャレンジを伴うヘルスジャーニーといえます。大きなものから小さなものまで、生涯にわたるものから一瞬のものまで様々です。子供からお年寄りまで、誰もがどこにいても健康上の課題やニーズに直面する可能性があります。

目前に近づくポリオ根絶
ポリオは、何世紀にもわたり、何百万人もの命を奪ってきました。1988年には、毎日約1,000人が麻痺性ポリオと診断されました。
ヘルスジャーニー・パートナーとして、サノフィは、世界保健機関(WHO)のポリオ根絶に向けた「闘い」に初期から参加してきました。私たちは60億本以上のワクチンを提供し、根絶計画の最終段階への到達を可能にしました。今日、世界のポリオ発症数は99%以上減少しています。ポリオを根絶した世界の実現が、もう目前に迫っています。
糖尿病をコントロール
日本には、「糖尿病が強く疑われる人」と「糖尿病の可能性を否定できない人」は、いずれも約1,000 万人いると推計されています 。
糖尿病は循環器疾患の危険因子であり、 多くの糖尿病患者さんは、循環器疾患の既往があるか、ACS(急性冠症候群)などの心血管イベントのリスクが高い状態にあります。日本では、毎年約72,000人がACSを発症しています。糖尿病の治療は、血糖コントロールのみならず、LDLコレステロールの低下による循環器疾患の合併症予防や進展リスク低減を視野に入れた包括的なケアが重要です。サノフィでは、約1世紀にわたり、インスリン製剤を開発してきました。 近年においては、高コレステロール血症治療剤など、血糖値以外の心疾患危険因子を管理する包括的なポートフォリオを有しており、糖尿病と循環器の両疾患領域への理解に努め、実臨床におけるエビデンスの創出を通じて、両疾患領域のよりよい治療アウトカムに向けて努力を続けてまいります。


希少疾患治療に革新を
人生は「旅」に例えられるヘルスジャーニーですが、中にはまれな遺伝性疾患と共に人生を始める人もいます。世界には、7,000種類を越える希少疾患があり、これらの疾患をもって生まれてきた子どもたちの30%は、5歳の誕生日を迎える前に人生を終えています。
セルフメディケーションへの貢献
継続的なイノベーションを通じて、生活者のクオリティ・オブ・ライフを高める
頭痛や生理痛のような日常生活上の痛みは、生活者の方々の活動を制限することがあります。風邪や花粉症などは、季節ごとの大切なイベントに影響を与えます。睡眠不足や疲れなどは、様々なパフォーマンスの低下の原因となります。人々の生活の質を高めるには、このような問題を、自らの手で改善するセルフメディケーションの手段と機会を持つことが大切です。
